體(からだ)と心を充たすのびのび充実保育」を縮めて「のびのび保育」とか「のびのび広場」と呼んでいます。
毎朝、登園直後から約90分、戸外で仲間と好きな遊びに取り組む保育です。
「群れ遊び」とも言います。ただ単に勝手に子どもたちが遊ぶ時間ではありません。
人間関係的には「子どもたち自身が、気づき、考え、伝え合い、話し合う保育」とも言えます。
運動量や生体リズムに沿った「幼児健康学で裏付けられた保育」とも言えます。
教師たちは、幼児の遊びを壊さないように、過剰な介入は抑えて「和顔愛語」を心がけていますが、仲間に入れない子どもへの援助や、危険な行動や差別的なことばの禁止は積極的に働きかけ、子どもたちが仲間とやり遂げた達成感、満足感を味わえるように支えています。